意外な真実!決断に迷う割合が増えているのは20代ではなく「30代」
一般的に「リスクヘッジ世代」として20代が語られることも少なくありませんが、婚活最前線の成婚コンシェルジュの調査では、成婚退会という結婚直前の局面で「決断に悩む人が増えた」と感じる割合が最も高かったのは30代でした。20代が39.3%であったのに対し、30代は50.0%と半数に上ります。40代は39.2%、50代は21.4%、60代は7.1%という結果でした。

30代は、感情的な相性や関係性の質を重視する意識と、条件や将来設計といった合理的な判断軸の双方を意識しやすい年代と言えるでしょう。そのため、成婚退会という最終局面において「どの基準で決断するか」に迷いが生じやすいのかもしれません。一方、デジタルネイティブである20代は、日常的に膨大な情報に触れ、比較検討することに長けているため、結婚相談所への入会段階ですでに、あらゆる迷いを排除する「事前のリスクヘッジ」を完了させている側面があるのかもしれません。それが、成婚退会時の決断にも影響していると推測されます。
世代で異なる「迷いの理由」20代は「もっとよい人がいるかも」、30代は「確信が持てない」
どのような迷いが増えているのかを複数回答で尋ねたところ、世代によって迷いの内容には明確な違いが見られました。20代、30代では「条件や人柄に不満はないが、自分の中で確信が持てない」が最も多く、20代で50.0%、30代で64.3%でした。一方、40代、50代、60代では「結婚後の生活変化(仕事・住居・自由)に対する不安」が最も多く、それぞれ46.4%、35.7%、39.3%となりました。
興味深いのは、「もっとよい人がいるのではないか」という迷いです。この項目は20代が46.4%と最も高く、世代があがるほど下がる傾向にありました。これはまだ「これから出会いがあるかもしれない」と考えることが影響しているのかもしれません。その一方で、「離婚などのリスク」を想定した迷いについては、20代ではわずか7.1%にとどまりました。これは、20代が将来の失敗リスクを軽視しているというより、むしろ婚活のプロセスで徹底的にリスクヘッジを行っているため、成婚退会の段階では「この人なら大丈夫」という前提が構築されているからかもしれません。

AIの「正論」に寄り添い、人間の「感情」と「言語化」をサポート
AIに恋愛相談をする人が増えつつある現状を踏まえ、成婚コンシェルジュ自身が考える「人間だからこそ果たせる役割」についても調査が行われました。最も多かったのは「AIの出した『正論』と、自分の『感情』のズレを調整する」「一人で抱え込まず、言葉にできないモヤモヤを吐き出す場所になる」で、いずれも60.7%でした。
この結果からは、成婚コンシェルジュが自らの役割を、答えを与える存在ではなく、相談者の内面に伴走し、言葉にならない感情と論理の間を橋渡しする存在として捉えていることが読み取れます。AIが瞬時に合理的な選択肢を提示できる時代だからこそ、「その正論が自分の感情とどう折り合うのか」「自分は本当に何を大切にしたいのか」といった、人間にしか寄り添えない領域の重要性が強く意識されているようです。

婚活現場で生まれた感動エピソード:AIと人間のコンシェルジュが導く成婚
実際に会員をサポートしている成婚コンシェルジュからは、心温まるエピソードが寄せられました。
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「自分は少し優柔不断なところがあり悩む時間も多かったが、話をしっかり聞いてくれて、結論を急がせず一緒に考えたり待ってくれたりしたからここまで頑張れた」と、関東エリアのコンシェルジュが会員様からの感謝の言葉を紹介しました。
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東海エリアのコンシェルジュは、40代のシングルマザーの会員様が「AIが友達」という方だったにもかかわらず、最終的にコンシェルジュの一言が後押しとなり成婚を決断したケースを共有しました。AIが「パートナーエージェントがおすすめ」と回答したことで入会を決めたそうですが、最後の決断には人間の言葉が大きな力になったようです。
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関西のコンシェルジュからは、「条件が揃っていても『決断そのもの』が大きな壁になり、失敗を極端に恐れて動けなくなってしまうケースが増えている」という現状が語られました。明確な理由はないのに「ここで決めてしまっていいのか」と怖くなる会員様に対し、過去とは異なるアプローチで寄り添う重要性が示されています。
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別の関西のコンシェルジュは、プロポーズ後にご家族からの条件で足止め状態になった女性会員様に対し、「彼女と彼 vs 結婚を阻むハードル」という構図で物事を捉えるようアドバイス。具体的な伝え方をサポートすることで、無事にご実家への挨拶を済ませ、「やっとスタートラインに立てた気がする」という彼の言葉とともに嬉しい報告を受け取ったエピソードを明かしました。
AI時代に問われる「結婚相談所」の新たな定義——人生の意思決定に寄り添うコーチとして
結婚という人生の決断において、AIが効率的な情報整理を助ける一方で、最終的に「この人と人生を共にする」という判断を下すのは、やはり人間です。今回の調査で成婚コンシェルジュたちが「AIの正論と感情のズレを調整する」「一人で抱え込まず、言葉にできないモヤモヤを吐き出す場所になる」という役割を重視していたように、人生の重要な決断ほど、第三者の存在が必要とされる時代になっているのかもしれません。
結婚相談所の役割は、「結婚相手を探すこと」や「婚活の悩みをサポートすること」だけではありません。感情と論理の狭間で揺れる気持ちに伴走し、その人自身の価値観を言葉にしていく「人生の意思決定に寄り添うコーチ」としての側面が、かつてないほど重要になっています。
決断に迷うのは、真剣に向き合っている証でもあります。パートナーエージェントでは、成婚コンシェルジュによる丁寧なカウンセリングと、複数のマッチングプラットフォームとの連携による業界最大級19.2万人規模(2026年1月現在)の出会いの機会を通じて、一人ひとりの結婚に向き合っています。お客様が心から納得できる一歩を踏み出せるよう、その迷いの正体を共に紐解き、支援し続けていくことでしょう。


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